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彼氏彼女の事情 感想 

カテゴリ:アニメレビュー

GAINAXの恋愛・青春コメディー作品『彼氏彼女の事情』の感想です。
彼氏彼女の事情

制作:J.C.STAFF
製作:GAINAX
監督:庵野秀明
原作:白泉社同名漫画

オープニングテーマ:「天使のゆびきり/福田舞」
エンディングテーマ:「夢の中へ/榎本温子・鈴木千尋」
第25話エンディングテーマ:「風邪ひいた夜/渡邉由紀・山本麻里安」

彼氏彼女の事情 - Wikipedia

YouTube - 夢の中へ-榎本温子


あらすじ
県内随一の進学校である県立北栄高校の一年生、宮沢雪野は自他共に認める成績優秀・スポーツ万能・容姿端麗の優等生。
しかし彼女の実態は、賞賛を浴びることだけに日々たゆまぬ努力をこなす見栄王で、優等生を演じていたのだった。
だが同じクラスの有馬総一郎は、雪野の願いだった新入生総代を奪った上に、文武両道に秀で性格も優しい人気者であった。
そんなことから、一人総一郎に対抗心を燃やす雪野であったが、ある日あろうことか彼に自分の真の姿を見られてしまう。
弱みを握られいいように利用されている雪野だったが、遂に堪忍袋の緒が切れる。
すったもんだの末、お互い二面性を持っていることを知り和解、その後秘密を共有する関係となり、やがて彼氏彼女の関係となる。
こうして、これから自分たちは素のままで本当の幸せのために生きてゆこうと決心するのだった。

ふたりの恋愛や心の成長、個性豊かなキャラクターたちの人間模様が描かれてゆく。


補足説明
『新世紀エヴァンゲリオン』の次にあたる庵野秀明監督作品で、学園風景など影響が見られる。
最近では『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』で劇中の音楽が使われていた。
実はガイナックスがセル画からデジタル制作へ移行する過渡期に作られた作品で、ガイナックスを語る上で欠かせないといっても過言ではない。
だが監督の庵野は1クールで降板となり、原因は宮沢雪野のパンチラへの視聴者のクレームや、2週連続の総集編と突発過ぎる表現により、担当プロデューサーが善処を要求されたなど諸説あるが不明である。(クレジットされていないだけで監督をしていたらしい)



感想(※ネタバレあり
男性は少女漫画が原作で若干手が出しにくい方もいると思われますが、全然そんな心配は要らないアニメですね。
私的に、この頃のガイナックスが一番好きかもしれません。

原作のムードを壊さず、本当に良いテンポで進行していきます。

青春故の気持ちの行き違いや摩擦、そのことによる心の闇・葛藤、気まずい雰囲気など人間味のある空気を表すのがとても上手いです。
それにどのキャラクターにも、愛着がわいてしまいます。

時にこの作品では、女よりも男の方が意外に傷つきやすく、孤独を感じ悩みやすいセンチメンタルな生き物として描かれていることに、共感し納得しました。

25話の唯一のオリジナル話も、本編とはまた別の感じで面白かったです。



最終話について
最終話「これまでと違うお話」は、正しくこのタイトルにぴったりなくらい、これまでにない話になっています。

沖縄から来た転校生の十波健史は、小学生のときの椿の同級生で、いじめられっこでデブの「タケフミ」だった。
肉体改良し、すっかり別人になってに戻ってきた理由は、椿に復讐するためだと言う。
口では復讐と言っているが、内心では彼女への想いが揺らいでいる。
恋愛感情とは別に、何か近いものを感じた雪野と接近し、有馬の抱える心の闇に触れてしまう。

有馬は自分以外の人物(男)が雪野と接するのを、あまりよく思っていなかった。
それに気付かない健史を見兼ねて、浅葉が彼女に近付かないよう忠告する。


この人間模様を、男女二人のナレーションと漫画による表現で描いています。
以前から似た表現(漫画)は見られたものの、ここまで長い時間使われてはいませんでした。

そして当時原作が未完であったため、話半ばにして終了し「つづく」で終わらせています。

ここで考察できることは、アニメから漫画へのたすき渡し的な役割を果たしていたということです。
確かにオリジナル話を次々設定して、ダラダラと続けるよりは、原作に忠実で良い終え方をしたと思えます。

しかしながら、芝姫つばさが義弟の一馬を紹介する話や文化祭の劇の話がないので、何処か物足りない印象を受けた方も多そうです。

でもやっぱり、監督の降板などの事情があったにも関わらず、最後まで軸がぶれなかったことで良い作品だったと再度実感しました。



おまけ
19話は実写や紙芝居とかなり技巧をこらしていましたね。
シャフトの先駆けになってそうなくらいです。
中でも一際目立っていたのが、顔写真が使われた謎のキャラクターF組の深田航平です。
雪野に嫌味を言う陰気で強烈なキャラです。


深田ヒデアキ


なんとこの方、作画監督の高村和宏さんでした。
高村さんといえば、『天元突破グレンラガン』、『カードキャプターさくら』、『BLOOD+』で作画監督を、『ストライクウィッチーズ』では監督を務めたアニメーターの方です。


凄いはまり役です(笑)
最初見たときは爆笑してしまいました。


後で知ったのですが、フリクリ3話にも出ていたんですね。


深田ヒデアキ3
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